アルミニウム合金【A5052P-H112】
Al-Mg系合金(5000系)は、軟質ながら比較的強度が高く、溶接継手効率も100%を確保でき、低温特性も優
れているので、圧力容器、車両、船舶、建材をはじめLNG用低温タンクなど、溶接構造物に最も多く使用され
ています。近年、アルミの需要・供給も高まり、お客様のニーズに応えるべく11月のPRODUCTS情報
(0.3mm極薄板アルミ突合せ溶接)に引続き今回は、極厚板(45mm)のアルミニウム合金 突合せ溶接の
情報をご提供いたします。
・材質:アルミニウム合金 A5052P-H112【JIS H4000】
・板厚:45.0mm
・溶接方法:TIG(手動)
・溶加棒:WEL TIG A5356-BY
※確認試験方法は JIS B8285:2003 『圧力容器の溶接施工方法の確認試験』に基づき実施した。