当社過去の記事にてEBW(電子ビーム溶接機)を使った例をご紹介いたしましたが、
再度お知らせをさせて頂きます。
EBWは、超真空内で電子ビームを発生させ、その衝突(運動)エネルギーを利用した溶接装置です。
最近ではNb(ニオブ)板を丸め、パイプに成形する用途に活用致しました。
大きく分けて6つの特徴があります。
1.熱入力が非常に少なく、製品への溶接歪を最小限に出来る
2.Ti(チタン)、Mo(モリブデン)、Nb(ニオブ)など難溶接材料の溶接が出来る。
3.異種金属の接合、厚板溶接が可能
4.母材の溶接による酸化を防げる
5.微小・薄板の溶接ができる
6.溶接ターゲットがかなり離れていても溶接可能
(複雑な形状の奥もビームが届けばOK)
試作開発、生産品、開発研究など幅広く活用することができますので、何なりとお問い合わせください。
(アクアニューロン 鈴木 記)