近年大規模な自然災害が多く発生し、マルチハザードに対応するべく様々な取り組みが行われています。
その一つとして、土木学会のマルチハザードに対するライフライン施設の減災・保全対策に関する研究小委員会が
「インフラ・ライフライン減災対策シンポジウム」を開催しました。
当シンポジウムは大規模自然災害の発生を想定した
インフラ・ライフラインの減災対策に関わる幅広い分野の情報共有を目的としており、
各大学の先生方をはじめ、30名ほどが発表を行いました。
その中で、先日発生した能登半島地震に関した報告がなされることもあり、
マルチハザードに対する対応が必要不可欠である事を実感いたしました。
管路防災研究所からは地震に関する3編の論文を投稿し、発表を行いました。
当研究所がテーマとしている「地震の被害」を少しでも減らせるよう、日々の研究に努めてまいります。
(管路防災研究所 研究員 松本大 記)