《アナコンダ工法(老朽管内フレキ挿入・非開削工法)とは》
耐用年数が近づいた既設水道管を鞘管として、その中にフレキ管を挿入し管路更新するパイプ・イン・パイプ工法の一種です。
フレキ管とは、ステンレス製ベローズ(ジャバラ)が連続した形状で、伸縮性はもちろん、自由自在に曲げる事ができる(耐震性がある)管です。このフレキ管の特性を利用すれば、既設管路に曲がり(曲管)があっても挿入→到達する事が可能になります。また、フレキ管の曲げ半径Rが小さいため、地上から鞘管までしなやかに曲がりながら挿入する事が可能になり、立坑サイズが小さくて済みます。さらには、管延長が50mを超えるフレキ管でもドラムに巻き付けたまま挿入作業が出来るため挿入時間が早く、作業スペースも最小限に抑えられます。
この様な特性を持ったアナコンダ工法は、開削困難な国県道、軌道敷き、河川下、交通量の多い交差点、住民の生活に直結した繁華街、地下輻輳物が混雑し開削工法が不可能な場所などで効力を発揮する画期的な水道管更新工法です。
アナコンダ工法は、いままでに全国の水道事業体様へ100件以上納入実績がございます。近年では、同事業体様からのリピート件数も増えてきており、当工法の優位性をご理解して頂けたと実感しております。
9月最終週に、一気に3現場で納入いたしましたので施工例をご紹介させて致します。
1.県道横断 シナプスフレキφ300×22mを1日で挿入
2.水路横断 シナプスフレキφ300×13.5mを1日で挿入
3.軌道横断 シナプスフレキφ200×32.5mを1日で挿入
(水道事業部 圓(まとめ) 記)
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