二重管構造のベローズ型伸縮可撓管とは、通水管【内管】とバックアップの役割を持つ鞘<さや>管【外管】ともにベローズ(伸縮可動部)を設け被せ合わす構造となり、設置後に地盤の不等沈下や地震など外力が加わったとき相互的にベローズが作動し管路を守るための「防災安全継手」です。
主に二重管式を用いるところは、河川、鉄道、道路などの横断箇所であり、水道圧力管であれば漏水時に地盤が緩み大きな事故に繋がるため、万が一の漏水が許されない場所です。
しかし現状の設置状況は、二重管式伸縮可撓管への認知度が乏しく、漏水厳禁の箇所でも未設置が多いと思われます。
当社が製作するベローズ型伸縮可撓管は溶接一体構造のため、大震災の際にも高い安全性評価を得ておりますが、さらに製品設計の自由度が高く製品寸法や変位作動量の増減、高圧力仕様など多様なニーズにお応えできる唯一無二の製品です。
水道配管技術者の方々で、二重管式にて設計される際は是非とも当社へお問合せ下さい。
(アクアニューロン 圓(まとめ)正一郎 記)